ネタバレ│ドラクエ11徹底考察Part2│時渡りとは?他の可能性を検証

Ⅺの劇中において、勇者のつるぎが繭のように命の大樹に包まれる描写がありました。 ドラクエ

ドラクエ11徹底考察シリーズ第二弾。

本記事はドラゴンクエストⅪに関する重大なネタバレを含みます。

未プレイ、未クリアの人はブラウザバック推奨。

 

気になる人はプレイしてから戻って来てね。

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ドラクエⅪをプレイして気になったのは主に次の5つ。

前回はロトシリーズとのつながりについて考察しました。

考察というか矛盾が少ないだけのただの「都合の良い解釈」をツラツラ書いただけでしたが・・・。

そんな都合の良い解釈の他にどんな可能性があり得るのか、今回は「時渡り」に関する考察を深めながら、様々な可能性に迫ってみたいと思います。

ではレッツゴー。

 

ドラクエ11最大の謎│時の番人との会話から時渡りの可能性を考察

ドラクエ11 時渡り 01

時渡り、これって一体何だったのでしょうか。

結局のところ、時は巻き戻るのか、それとももう一つの世界が生まれるのか。

堀井氏がパラレルワールドはないという旨の発言をしていますが、個人的にはそれでももう一つの世界が存在する可能性はあると考えています。

パラレルワールドではない複数の世界とは?

詳しくは前回の考察をご参照ください。

 

しかし、仮に世界は一つのまま時が巻き戻るとしたら、どう考えれば良いのでしょうか。

 

時間は巻き戻るのか

ドラクエ11 時の番人 01

「時のオーブ」の破壊に関して次のような会話があります(重要な部分のみ抜粋)

  • 時の番人「その 時のオーブをこわすことで じくうの ながれが みだれ すべてが 過去に まきもどるのです。
  • セーニャ「お姉さまを 復活させるには この世界ごと 時を巻き戻すことになる……。
  • ロウ「世界ごと 過去に戻る……。 もしかすると……いや しかし……。」

この会話を見る限り、「時間が巻き戻る」と考えるのが自然。

 

となると、主人公が時渡りをしたあと、それまでいた世界は「なかったこと」になります。

ただ、残された者たちにも記憶は漠然と残っていて、それが堀井氏の言う「一個の歴史にまとまっていく」ということなのかもしれません。

 

でもちょっと待った!

前回の考察でも触れましたが、時渡りで時間が巻き戻るのであれば、巻き戻された人間の記憶も巻き戻らないと変ですし、セニカが時渡りをした時点で主人公たちが残された世界はなかったことにならなければなりません。

しかし、実際はそうはなっていませんよね。

セニカが時渡りをしたあとも主人公たちの歴史は進み続けています。

(逆に「世界が複数ある場合になぜ時渡り前の世界の記憶を持つ者がいるのか」については前回の考察記事にまとめています。)

 

更に言えば、セニカが過去に戻ってローシュと再会し、ローシュの命を救えた場合はもっと悲惨です。

ローシュがニズゼルファを倒すかどうかに関わらず、完全に歴史が塗り替えられてしまいます。

バタフライ効果どころではなく、主人公の存在はおろか、冒険した世界そのものが存在しない可能性すら余裕であり得るわけです。

 

というわけで、少なくとも「必ずしも時(歴史)が巻き戻るとは限らない」ということはほぼ間違いないと思います。

 

とはいえ、これでは「仮に世界が一つのまま時が巻き戻るとしたらどう考えれば良いのか」の答えにはなっていませんね。

・・・一応矛盾の少ない可能性もあるにはあります。

エンディングに出てくるⅢの世界と思われる場所に存在する赤い本。

これには命の大樹と思われる巨樹と主人公たちと思われる8人の姿が描かれています。

ドラクエ11 赤い本の中 02

となると、例えば「実はドラクエⅪの冒険はⅢの世界に伝わるファンタジーを映像化しただけでした」、なんて可能性も完全に否定することはできません。

他にも「主人公たちは消えてしまったが、その後(聖竜との会話など)をセニカが想像して物語として残した」なんて可能性もありますね。

しかし、いずれも夢オチに近いモヤモヤしたものを感じますし、ドラクエの集大成を謳うにはお粗末な気もします。

 

余談│主人公はローシュの子孫?

ちょっと話がズレますが、ローシュとセニカが再開したら子供を授かることもあったでしょうね。

そう考えていて気が付いたのですが、もしかすると既にローシュには子供がいたのでしょうか。

恋仲のセニカと旅をしている最中に命を落とし、セニカはその後も旅を続けて時の化身へと姿を変えたようですから、いませんよね、きっと。

そうなると主人公はローシュの子孫ではないということになります。

何が言いたいかというと、「勇者」という存在は血筋とは無関係な可能性があるってこと。

これはこれまでのロトシリーズの常識を覆す事実なのでは。

まぁセニカが存命なのにベロニカとセーニャも生まれ変わりだなんて言われていましたからね。

よく考えたら子孫じゃないと資格がないというなら主人公とベロニカ、セーニャは遠い親戚だったわけだ(別に問題ないけど)

 

話を戻します。

 

複数の世界が存在する可能性

ドラクエ11 時の番人 02

先述の通り、先の時の番人とロウの会話を見る限り「時間が巻き戻る」と考えるのは自然です。

しかし、次のような会話もあります。

  • カミュ「ちょっと待てよ。 過去に戻った○○(主人公)は また ここに戻ってこられるんだろうな?」
  • 時の番人「……いちど 過去に もどれば おそらく にどど この せかいには もどってこられないでしょう。 それに……。」
  • カミュ「時の番人が言ったように 過去に戻ったら もう この世界に戻ってこられない。 お前だって どうなるか わからないんだぜ。」

 

この世界には戻ってこられない。

これって「この世界そのものがなくなるから」という解釈の他に「戻った先の世界とこの世界、両方の世界が存在するが単純に戻る術がない」という解釈もできます。

どちらの解釈も決定的な根拠はありませんが、少なくとも「時間が巻き戻って全てやりなおし」以外の可能性を読み取る余地はあります。

 

加えて、セニカが時渡りをしたあとも主人公たちの歴史が進み続けていることを考えれば、やはり時渡り前の世界はそのまま残ると考えたくなりますね。

 

時渡りは失敗する可能性がある

ドラクエ11 時の番人 03

更に注目したいのはこのあと。

  • 時の番人「こわれた 時のオーブが ぼうそうすれば ねじまがった 時の うずに のみこまれて しまうかもしれない。」
  • 時の番人「時の うずに のまれてしまったら…… ○○(主人公)は えいえんに 時の はざまを さまようことに なるでしょう……。

 

前回の考察でセニカがローシュと再会している描写から「確かにセニカは時渡りに成功したようだ」と言いましたが、敢えて逆の考察をしてみます。

EDではセニカが時渡りをした先、ローシュと再開するまでモヤのかかった森の中を迷いながら歩いている様子が映されます(プレステ4版ではセピア調の演出)

もしかするとセニカは時渡りに失敗して時のはざまをさまよっていたのでは・・・。

 

何が言いたいかまとめると、

  • 時渡りに成功すると時が巻き戻る
  • セニカは時渡りに失敗して時のはざまに迷い込んだ
  • ローシュと再開し、勇者の力で時のはざまを抜けて新しい世界(ドラクエⅢの上の世界?)にたどり着いた

 

これなら主人公が時渡りをしたあと残された仲間たちの世界は存在しないことになり、かつセニカの時渡りの影響で主人公たちの世界が消えることもありません。

ハッピーエンド・・・ですが、他の説より突っ込みどころが満載ですね。

「ローシュと再開し、勇者の力で時のはざまを抜けて新しい世界にたどり着いた」

自分で言っておきながらですが、意味不明です(笑

そもそもローシュが時のはざまにいるわけがありません。

いや、死んだあとのローシュならあり得るのかな・・・。

 

いずれにせよセニカが迷いながら歩いていたのはローシュを探していたからと考えるのが自然。

自分から言い出しておいてなんですが、この説はナシですね。

 

時のオーブは一つじゃなかった

ドラクエ11 時の番人 04

もう一つ気になるセリフがこちら↓

  • 時の番人「おそらく……いま この時をつむいでいる いちばん あたらしい 時のオーブを こわしてしまえば……」

 

このセリフからわかる通り、「時のオーブ」はいくつかあるようです。

主人公が壊した「時のオーブ」は一番新しい「時のオーブ」。

ではセニカが壊した「時のオーブ」は?

もしかするとセニカが壊したのは主人公たちの世界に影響がないほど古い「時のオーブ」だったのでは?

しかしいくら古い歴史とはいえ、セニカとローシュが新しく作る歴史とその後の歴史は必ずどこかで整合性が取れなくなってしまいます。

まさにタイムパラドックス。

整合性が取れなくなっても世界が成り立つのであれば、それはやはり世界が二つ以上あることの裏付けにもなってしまいます。

やはり最初の説と比べると説得力に欠けますが、しかし可能性としては今後の考察次第ではアリと言えるかもしれません。

もう少し深掘りして矛盾しない解釈で肉盛りしてみると面白そう。

 

時渡りをする者の目的次第だった可能性

ドラクエ11 時渡り 主人公たちの望み

時渡りをする者の目的、すなわち勇者の力を持つ者が何の目的で時渡りをしたかを思い出してみましょう。

主人公が時渡りをした目的は「闇に覆われた世界を元に戻すこと」でした。

一方でセニカが時渡りをした目的は「ローシュと再会する(あるいは救う)こと」

この二人の目的は大きく違います。

主人公は世界を過去に巻き戻すために、セニカは過去に戻るために、それぞれ時渡りをします。

この目的の違いが異なる結果を生んだという可能性も捨て難いんですよね。

これならベロニカやたくさんの人が死に、主人公まで時渡りでいなくなってしまった世界は存在しないので、よりハッピーエンドに近いような気もします。

 

時の番人がセニカ本来の姿を取り戻したのも勇者の力のおかげでしたし、勇者の力を理由にすればもう何でもアリなんじゃないかとすら思えてきます。

 

個人的には割とお気に入りの仮説なのですが、ただ「時渡りによって主人公がいなくなった世界が天空シリーズに続く可能性」があっても面白いと思うんですよね。

この辺りはPart5で詳しく考察する予定。

 

勇者のつるぎが折れるケースと折れないケース

ドラクエ11 時渡り 勇者のつるぎ

最初の時渡りでは主人公が自作の「勇者のつるぎ」で「時のオーブ」を壊しますが、同時に勇者のつるぎも折れてしまいます。

ところが、次にセニカが時渡りの際に用いた「勇者のつるぎ・真」は、「時のオーブ」を壊しても折れることはありませんでした。

単純に「主人公が作った勇者のつるぎよりローシュが作った勇者のつるぎ・真の方が優れるから」という可能性も高いのですが、
仮に勇者のつるぎが時渡りにおける元の世界を象徴するものだとしたらどうでしょうか。

一回目の時渡りでは勇者のつるぎが砕けたので、元の世界もなくなり、完全に時が巻き戻った。

二回目の時渡りでは勇者のつるぎが砕けなかったので、元の世界はセニカの時渡りの影響を受けることはなかった。

勇者のつるぎが砕けるか砕けないかの違いには意味があるのではないかと思うのですが、この場合も先の説と同じく、ベロニカと主人公がいない世界は存在しないのでハッピーエンド。

 

問題は勇者のつるぎが世界を象徴するだとか、そんな描写が一切ないことですね・・・。

思い当たるのはエンディングでベロニカが話す「勇者のつるぎは ロトゼタシアの希望の象徴。」というセリフ。

“希望の”がいらない!

 

あとがき│時渡りの解釈しだいで可能性は無限大

他にも可能性はありそうですが、結局確証がないので何一つ結論が出せません。

とはいえ、セニカが時渡りをした後に主人公の世界の歴史が進んでいると考えれば、少なくとも「時渡りをすれば100%時間(歴史)が巻き戻る、とは限らない」ということは言えそうです。

 

ならばやはり世界は二つ以上ある可能性が大きい。

それでいてパラレルワールドであってはいけないとなれば、前回考察した通り「一つの大きな世界の中に小さな世界(歴史)が二つある」のではないでしょうか。

その結果、「主人公の世界(歴史)がアレフガルドへ、ローシュの世界(歴史)がⅢの上の世界へ続き、そして一個の世界(歴史)にまとまっていくのではないかと思います。

 

実際は時渡りは二回行われているので、世界は合計で三つ。残されたもう一つの世界(主人公とベロニカのいない世界の行く末はPart4で考察します。

 

さて、今回の考察の最後に出てきた勇者のつるぎ、これも気になります。

時渡りのおかげで、ドラクエⅪには実に多くの勇者のつるぎが登場しました。

これらはその後どうなったのか、次回は勇者のつるぎの行く末を考察してみたいと思います。

 

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