引用元:ムービー | 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | 任天堂
ドラクエ11徹底考察シリーズ第五弾。
本記事はドラゴンクエストⅪに関する重大なネタバレを含みます。
未プレイ、未クリアの人はブラウザバック推奨。
気になる人はプレイしてから戻って来てね。
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ドラクエⅪをプレイして気になったのは主に次の5つ。
- ロトシリーズとのつながり
- 時渡りとは
- 勇者のつるぎのその後
- EDに出てきた2冊の本
- 天空シリーズとのつながり
今回はいよいよ「天空シリーズとのつながり」について考察してみたいと思います。
といっても、実は天空シリーズとのつながりを強く示唆する描写はほとんどないので、もはや妄想で話をするほかありません。
仕方がないので、少しでもこじつけられそうと感じたものはとりあえずピックアップしてみたつもりです。
共感を得られそうな妄想はあるかしら。
目次
ドラクエ11と天空シリーズのつながりの有無を考察
エンディングを見れば、ドラクエⅪとロトシリーズの間に何らかのつながりがあるであろうことは明白です。
一応「Ⅺの物語はⅢの世界に伝わるおとぎ話でした~」みたいな可能性もゼロではありませんが・・・。
一方、ドラクエⅪと天空シリーズとのつながりを示唆するようなものはあったでしょうか。
実はつながりがあることを強く示唆するものは一つも出てきません。
しかし、気になる要素が全くないかというと、そういうわけでもないんですよね。
そんなわけで、今回は次の気になる要素について順番に考察していきます。
- 主人公の作った勇者のつるぎと天空のつるぎの刀身が似ていること
- カミュはドラクエ6の主人公に似ていること
- 聖竜とマスタードラゴンの関係について
1.主人公の作った勇者のつるぎと天空のつるぎの刀身が似ている?
主人公と仲間たちが作った勇者のつるぎ、その刀身は「天空のつるぎ」を彷彿とさせます。
そこで、勇者のつるぎが後の天空のつるぎである可能性について考えてみたいと思います。
まずどのくらい刀身が似ているのか、改めて勇者のつるぎと天空のつるぎを比較してみましょう。
こちらが勇者のつるぎ。
こちらが天空のつるぎ(恐らく最新の公式ビジュアル)。
デザインはかなり似ていますが、全く同じではありませんね。
むしろ改めて見比べてみると完全に別物であることがわかります。
天空のつるぎの張り出した部分は竜の翼のような形状で大きいですね。
しかし思い出したいのがⅥに登場した「ラミアスのつるぎ」の存在。
実は天空シリーズの時系列はⅥ→Ⅳ→Ⅴの順で、公式から明言こそないものの、Ⅵに登場する「ラミアスのつるぎ」が後の「天空のつるぎ」だとする見方が一般的です。
となると、「勇者のつるぎ」が後の「天空のつるぎ」なのであれば、「勇者のつるぎ」→「ラミアスのつるぎ」→「天空のつるぎ」と姿を変えたことになりますね。
「星のドラゴンクエスト」より
ラミアスのつるぎと天空のつるぎも、似てはいますが全く同じではありません。
仮にこれだけ違う「ラミアスのつるぎ」が後の「天空のつるぎ」なのであれば、「勇者のつるぎ」から「ラミアスのつるぎ」への変化も許容範囲内と言えそうですね。
・・・あれ、これ言い出したら似てようが似てなかろうがもう何だってアリじゃないか?笑
ところで勇者のつるぎは「オリハルコン」、「ガイアのハンマー」、「伝説の鍛冶場」という3点(+勇者)がそろって初めて作成可能となりますが、実際はハンマーでトンテンカンカンやってただけで柄まで形が完成してしまいます。
まさかの柄までオリハルコン製です。びっくり。
その後、主人公が天に振りかざして完成。
このとき細かな装飾が追加されます。勇者の力すげぇ。
恐らく、勇者のつるぎのデザインは「伝説の鍛冶場」の影響だと思われます。
そういうことにしておけば、トンテンカンカンだけできれいな形に仕上がったのも良しとできる。
裏を返せば、「伝説の鍛冶場」以外で鍛え直すと形状が変化してしまう(変えることができる)のかも。
どこかのタイミングで誰かに手直しされて、形状が大幅に変わったのかもしれませんね。
ラミアスのつるぎは初め「さびたつるぎ」として登場しますし、もしかするとその時の姿は勇者のつるぎに近かったりして(でも確か攻略本に絵があったな…)。
決定的な問題!勇者のつるぎが後の天空のつるぎだとすると・・・?
勇者のつるぎが後の天空のつるぎであった場合、どの世界が天空シリーズへつながると考えれば良いのでしょうか。
最初の考察で導き出した結論「主人公の世界(歴史)がアレフガルドへ、ローシュの世界(歴史)がⅢの上の世界へ続き、そして一個の世界(歴史)にまとまっていく」を前提とすると、残るは「主人公が時渡りによっていなくなった世界」しかありません。
しかしちょっと待ってください。
主人公が時渡りをする際、勇者のつるぎは折れてしまいます。
この折れた剣が後の天空のつるぎなのでしょうか。
ちょっと考えにくいですよね。
仮に天空シリーズへのつながりを示唆する重要なアイテムなのであれば、開発陣がわざわざ折れることにした理由がわかりません。
わざわざ折れることにしなくても、セニカが時渡りをしたときのように剣を残して時渡りさせることもできたはずです。
勇者のつるぎを元の世界に残しておけば、新たな使い手(のちの天空の勇者)が誕生する可能性もスムーズに示唆できたはず。
「折れたからこそ柄やツバのデザインが変わった」という見方もできるかもしれませんが、逆刃刀・真打のように柄が壊れただけならまだしも、刀身が壊れてしまっては生まれ変わらせるにしても完全に打ち直しが必要でしょう。
やはり残された世界では勇者も勇者のつるぎも失われたと考えた方が自然なのではないでしょうか。
都合の良いように開発陣の意図を組み込もうとする三流考察w
しかし、こう考えるとやはり勇者のつるぎが折れたことには意味がありそう→勇者のつるぎが折れるケースと折れないケース
仮に先の考察が間違っていて、主人公が時渡りをした先の世界が天空シリーズにつながっていたとしましょう。
しかし、実は時渡り後の世界では主人公の作る勇者のつるぎはメインストーリーに絡んできません。
作らなくてもエンディングを迎えることが可能なんです。
天空シリーズへのつながりを示す大切な伏線となり得るアイテムが、そんなあやふやな描かれ方をするでしょうか。
というか、やっぱり時渡り後の世界はⅠの世界につながらないと個人的にモヤモヤ感がすごい。
エンディングのあの演出は何だったのってことになりますし。
時渡り後の世界がⅢの上の世界を経由するかどうかは議論の余地があるかもしれませんが、結果的にⅠにつながることに異論を唱える人は恐らく少数派でしょう(おとぎ話説を除く)。
やはり時渡り後の世界が天空シリーズにつながっているとはどうしても思えません。
やはり、天空シリーズにつながる世界があるとすれば、それは主人公不在の世界だと思います。
しかし、その世界では勇者のつるぎは折れているわけで。
うーん、どうしてもⅪと天空シリーズの間に強いつながりは感じられません。
少なくとも開発陣の意図するつながりはなさそうな気が・・・。
2.カミュはドラクエ6の主人公に似ている?
カミュとⅥの主人公が似ているという話は良く聞きますよね。
実際、ゲーム内(時渡りの迷宮のライフコッド)でも見間違えるほどそっくりであることを示す会話が確認できます。
とはいえ、個人的にはどう見ても髪型が似ているだけにしか見えません。
ピアスも似ていますけどありふれたデザインですし、表情も性格も共通点が見当たらない(というかⅥの主人公の性格がイマイチわからない。本来のレイドック王子は記憶を失ったときのカミュに似てる気がしなくもないけど)。
個人的には青い髪のツンツン頭なんていったら、真っ先にⅤのフローラの息子が思い浮かびますよ。
・・・あ、どっちも天空シリーズの勇者や。
そういえばカミュは主人公が時渡りした先の世界にもいるんですよね。
主人公のいなくなった世界でのみ、カミュが新たな勇者認定されたってことでしょうか。
うーん、妄想がこじれてる気がする・・・。
「マヤとターニアがもう少し似ていれば」とも思いましたが、妹が似ているかどうかなんて本人の外見以上に関係なさそう。
3.聖竜とマスタードラゴンの関係
天空シリーズで大きな存在感を放ってきたマスタードラゴン。
聖竜とのつながりはあるのでしょうか。
以前考察したように聖竜は竜王とも深いかかわりがあると思われますから、もし聖竜とマスタードラゴンにつながりがあるとすれば、マスタードラゴンと竜王の間にもつながりができることになりますね。
お、これはロトシリーズと天空シリーズをひとつなぎにする大きなチャンス!
例えばマスタードラゴンが聖竜の子孫や生まれ変わり(聖竜→マスタードラゴン)である場合、これはⅪの物語が天空シリーズにつながる可能性を示唆します。
少なくとも、物語的に深いつながりがあるかどうかは別として、時系列的にその可能性は存在しますね。
先の「時渡りにより主人公がいなくなった世界が天空シリーズに続く」という(半ばギブアップした)考察と同じ方向を向いています。
ドラクエっぽくないけど、ネルセンの迷宮にいる者を含めてわずかとなった神の民の生き残りが人間と交配し、天空人のルーツとなった、なんて可能性もあるかも?神の民は姿を変えてカジノに行くこともあるらしいので、神の民自体が後の天空人という可能性もあるかも。
逆に、聖竜がマスタードラゴンそのもの、あるいはその子孫や生まれ変わり(マスタードラゴン→聖竜)だった場合。
この場合は天空シリーズ(マスタードラゴン)→Ⅺ(聖竜)→ロトシリーズ(竜王の一族)とつながることになります。
そういえば、神の民のセリフに次のようなものがあります。
「人間は もう忘れてしまったようだけど 昔 神の民と人間との間では 交流が盛んで 地上と天空を 互いに行き来してたらしいよ」
地上と天空を行き来・・・?
その行き来していた人間が「天空人」だったりして。
(普通に考えればロトゼタシアにおける昔話でしょうけど)
あとがき│天空シリーズのつながりは見えない!
Ⅺと天空シリーズにつながりがあるのであれば、やはり主人公不在の世界がつながる可能性が濃厚ですが、そもそも主人公不在の世界が残っているのかも謎ですよね。
ネタバレイトショーの堀井氏の発言を素直に受けると、時渡り前の世界と時渡り後の世界は一つまとまると考えられるため、存在自体しない可能性もあります。
以前考察したように、もしかすると主人公の時渡りの際は世界の時間が巻き戻り、セニカの時渡りの際はセニカの時間だけが巻き戻ったことで、元の世界が残るパターンと残らないパターンがあるのかもしれません(第二回の考察における「時渡りをする者の目的次第だった可能性」の項と「勇者のつるぎが折れるケースと折れないケース」の項より)。
しかし、これらはかなりぶっ飛んだご都合主義解釈(こじつけ)であるという自覚があります(笑
ただ、原理はどうあれ主人公不在の世界が存在しない可能性もあるってことです。
しかし、そうなると天空シリーズへとつながる可能性のある世界がなくなってしまいます。
つながりがあるとすれば主人公不在の残された世界。
じゃあどんなつながりが見えたか。
見えません。
今のところ天空シリーズとのつながりは全く見えてきません。
何を語ってもこじつけになってしまいます。
特に「カミュが天空の勇者の祖先説」は説得力皆無ですね。
ただ、個人的には聖竜とマスタードラゴン、竜王が同族と考えるのはなんだかワクワクしますね。
タイトルがドラゴンクエストですし、そのくらいの共通点はあっても良いんじゃないかなー。
結局、ドラクエⅪってドラクエの集大成というよりはロトシリーズの集大成って感じですよね。
次回作のドラクエⅫが天空シリーズの集大成になることを期待しつつ、ドラクエⅪ Sで新たに天空シリーズとのつながりが見えてこないかも期待して発売を待ちたいと思います。
ではでは。
こんばんは~初めまして~天空シリーズとの繋がりが刀身にあると思う人は多数見かけるなと思ったのですが、私が独自に調べて分かった確証はないですが…考察があります。
まずロトゼタシアは間違いなくドラクエ1~3の下の世界の過去だと思います。
何故なら11と2の世界地図の地形がほぼ一致しており、11の聖地ラムダがラダトームに、世界樹の木があった場所には竜王の城があり、かなり…地形が海に侵食されておりますが、同一とみる事が出来るかと思います。
そして11の世界地図は6の現実世界とも酷似していました。つまり11の地形は…6と2を足したような形で構成されていたので間違いないかと。
そうなると、ロトシリーズと天空シリーズは同じ世界の違う世界線と考えてよいかと…そして3の上の世界は…6の夢の世界のその後だと考えています。
もっとわかりやすく言えば…6の夢の世界が3から天空シリーズへ、そして現実の世界がロトシリーズへと繋がるのではないかと
そう考察した裏付けは他にもさまざまありますが…書くと長文になるので気が向いたら何か返信を
ちょいちょい天空シリーズの曲が使われていたのは何故でしょうか?