ドラクエ11Sには新たにいくつかのしばりプレイが追加されましたが、これらをすべて有効にしたときの難しさはハンパじゃありません。
これまでのドラクエの難易度とは一線を画すもので、体験版では多くのプレイヤーを苦しめたようですね。
実際に私もやってみましたが、特に「楽な戦いは経験値なし」がキツイ!
「すべての敵が強い」や「防具を装備できない」の影響で、全然楽な戦闘じゃないのに経験値がもらえなくなります。
いきあたりばったりでプレイするとすべての戦闘がボス戦のような緊張感。
それでも根気強くプレイしていたら、なんとか体験版の範囲をクリアすることはできました。
せっかくチャレンジしたので、今回は「すべてのしばりプレイを有効にしたうえで体験版をクリアするための具体的な手順」をまとめてみたいと思います。
もしあなたがしばりプレイの難易度の高さに挫折しかかっていたら、是非この記事を読んで再チャレンジしてみてください。
最初にネタバレしてしまうと、「難しいのは最初だけ」です。
是非コツをつかんで製品版もオールしばりプレイでのクリアを目指しちゃいましょう♪
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目次
ドラクエ11Sのオールしばりプレイでネックなのは「楽な戦いは経験値なし」!
しばりプレイの一覧を見ると、「すべての敵が強い」や「防具を装備できない」は難しそうだとすぐわかりますが、「楽な戦いは経験値なし」の難しさはやってみないとなかなかわからないかもしれません。
「楽な戦いは経験値なし」を一言で表すと、むやみにレベル上げをすることができないしばりプレイです。
これには次の2つの意味があります。
- 効率の良いレベル上げができない
- ボスに向けてレベルを上げまくることができない
まず1つめ。
弱い敵をサクサク狩るような効率的かつ楽なレベル上げができません。
できたとしても、少しレベルが上がっただけで「楽な戦い認定」をされ、それ以上経験値を得られなくなります。
(ただし、強い敵とセットで出てきたときは経験値をもらえます)
そして2つめが重要です。
ストーリー上には強敵(ボス)が登場しますが、これに向けたレベル上げに上限があります。
レベル上げをする際は雑魚敵を狩って経験値を稼ぎますよね。
しかし、今戦える雑魚敵すべてが「楽な戦い認定」されてしまうとどうでしょう。
それ以上レベルをあげることができません。
これは各ボスにレベルキャップが設けられたようなものです。
「楽な戦いは経験値なし」のみのしばりプレイであればそれほど大きな問題になりませんが、「すべての敵が強い」や「防具を装備できない」、その他のしばりプレイと組み合わさると、これがもっとも大きな負担であることに気が付きます。
というわけで、今回重視するのは2つ。
- 進行度やレベルごとのおすすめのレベル上げ方法
- 低レベルでボスを撃破するコツ
攻略チャート形式でお伝えします。
ドラクエ11Sですべてのしばりプレイを有効にした場合の攻略手順!(体験版範囲)
今回はレベル上げとボス戦攻略をメインに、次の4つの進行度に分けて解説していきます。
つまずいたポイントがあればチェックしてみてください。
- 神の岩~いたずらデビル戦
- デルカコスタ地方~イビルビースト戦
- ホムスピ山地~デンダ戦
- ベロニカ&セーニャ加入後
ちなみにスキルパネルはどのように開けても攻略可能です。
ただし、主人公がレベル12までにゆうしゃスキルの「デイン」を習得できると難易度が下がるので、「かえん斬り」以外は無駄なスキルに振らないようにした方がいいかも。(「デイン」がなくても攻略は可能です)
1.神の岩~いたずらデビル戦
物語が始まるとすぐに神の岩を登ることになりますが、このときの戦闘はルキやエマといった助っ人がいるため、それほど苦労することはありません。
イシの村を旅立った後は一気に北上し、一度も戦闘をせずにデルカダール城を目指します。
レベル上げをする前にカミュが仲間になるまで一気に進めてしまいましょう。
ストーリーが進んで導きの教会に着いたら、同じく戦闘を避けてデルカダール城下町の下層に行って更にストーリーを進めます。
イシの村を目指す段階になったら、まだ戦闘を回避しつつ一気にナプガーナ密林のキャンプ地を目指してください。
ここで「ふしぎな鍛冶セット」を使えるようになり、「せいどうのつるぎ」と「せいなるナイフ」が作れるようになります。
リセマラを繰り返してこれらを+3で作れたら、ここからいよいよレベル上げがスタートします。
更に「かしのブーメラン」をうちなおして+3にできれば、雑魚狩りが捗りますね。
武器が整ったら、まずは導きの教会まで戻り、「マンドラ」を狩ります。
最初は「マンドラ」ごときに苦戦しますが、ここが正念場です(笑
「マンドラ」は頻繁にやくそうを落とすので、レベルを上げつつやくそうのストックを増やしておきましょう。
「マンドラ」はレベル6で「楽な戦い認定」をされますが、そうなったらナプガーナ密林のキャンプ地へ戻り、ここを拠点に今度は「びっくりサタン」を狩ります。
レベル8になったら主人公が「ギラ」を覚えるので、坂の上で「おばけきのこ」2体組を狩るのが楽になります。(頻繁には戦えませんが)
やや時間はかかりますが、ここで「びっくりサタン」と「おばけきのこ」が「楽な戦い認定」をされるレベル9を目指します。
レベル9になっても「リップス」や「スモーク」を狙えばまだレベルを上げられますが、「リップス」は経験値が9と低く「スモーク」は夜限定で数が少ないため根気が必要です。(主人公がレベル9から10に上がるには700以上の経験値が必要)
「キラーパンサー」は狩場が遠いのが難点。
とはいえ、「いたずらデビル」はレベル9でも倒せるのでここで切り上げてOKです。
いたずらデビル戦 攻略
レベル9で倒せるとはいえ、すべてのしばりプレイを有効にしたときの「いたずらデビル」はかなりの強敵です。
事前に必要な準備は次の5つ。
- レベルを9まで上げておく
- 二人にやくそうを持たせておく
- カミュに「せいなるナイフ」を装備させる
- 二人ともめいれいさせろにしておく
- 主人公とカミュがゾーンに入った状態にしておく
開幕でゾーンに入っていると数ターン戦闘を短くできます。
まずは開幕に連携技「シャドウアタック」を使用。
ゾーンが切れる直前まで主人公が会心の一撃狙いで通常攻撃を行い、カミュが回復に専念してもいいですが、そこまでしなくても倒せます。
恐らく戦闘終了までにもう一回ゾーンに入りますが、次の「シャドウアタック」も即使ってOKです。
その他の戦術はシンプルで、カミュが攻撃して主人公が回復に専念します。
このため、先の「シャドウアタック」もカミュの行動時に使った方が安定しますね。
余裕があれば主人公が攻撃に参加しても良いですが、「ぼうぎょ」を選択するのもアリ。
二人同時にピンチになった場合はカミュにもやくそうを使わせましょう。
結構ギリギリの戦いになるので「はずかしい呪い」によっては事故もあり得ますが、基本的にはこの戦法で倒せるはずです。
2.デルカコスタ地方~イビルビースト戦
デルカコスタ地方に到着したら、マップ中央のキャンプを拠点に、まずは「メソコボルト」を「ギラ」と「かしのブーメラン+3」で一掃するのが楽です。
ただし、レベル10になると早速「メソコボルト」が「楽な戦い認定」されてしまいます。
その後は「めいれいさせろ」で「ぐんたいガニ」を狩るのが効率的。
この時点では「ぐんたいガニ」には通常攻撃がほぼ通らないため、主人公の「ギラ」や「メラ」にカミュがレベル10で覚える「ジバリア」を組み合わせて戦いましょう。
ちなみに単体では「楽な戦い認定」をされる「プチアーノン」も、「ぐんたいガニ」とセットで出現したときは経験値をくれます。
「ぐんたいガニ」狙いで一気にレベル12まで上げることが可能です。
レベル12になったらいざボス(イビルビースト)へ。
二人がゾーン&全快の状態でデルカダール神殿へ入り(ここでオートセーブ)、一切の雑魚戦を行わずにイビルビースト戦を迎えるのが理想です。
イビルビースト戦 攻略
イビルビーストも強敵ですが、戦い方を間違えなければ比較的短時間で討伐可能です。
事前に必要な準備は次の4つ。
- レベルを12まで上げておく
- 二人にやくそうを持たせておく
- 二人ともめいれいさせろにしておく
- 主人公とカミュがゾーンに入った状態にしておく
やくそうがない場合はイシの村の北で「スライム」や「モコッキー」を狩って集めておきましょう。
戦闘開始直後は連携技の「火炎陣」を使うのがセオリー。
これがあるのとないのとでは攻略難易度が大きく変わるので、開幕ゾーンは必須です。
また、「火炎陣」には敵の火耐性を下げる効果もあるため、主人公の唱える「ギラ」が有効な攻撃手段となります。
イビルビースト2体と同時に戦うことになるので、グループ攻撃の「ギラ」は一石二鳥。
というわけで、今回は主にカミュが回復役になります。
主人公が回復に回る場合も、「ギラ」用にMPを温存したければやくそうを使いましょう。(MP切れの前に倒せるとは思いますが)
戦闘中に2度目のゾーンが来たら、再び「火炎陣」を使うより「シャドウアタック」で確実に1体減らしてしまうのが安全です。
なお、レベルが12もあれば両手剣スキルの「ぶんまわし」やゆうしゃスキルの「デイン」を習得することも可能です。
しかしこの時点では優秀な両手剣がないことと「火炎陣」の効果から、イビルビースト戦においては「ぶんまわし」より「ギラ」の方が強力。
「デイン」は「ギラ」よりわずかに強いですが、消費MPが8と高くMP切れのリスクがあるのが難点ですね。
ただし、「デイン」は今後も有用なので覚えておいて損はありません。
カミュは回復メインの立ち回りとなるため、スキルは不要です。
3.ホムスピ山地~デンダ戦
ホムスピ山地到着後は真っ先にホムラの里を目指し、イベントを進めます。
ここで助っ人ベロニカが加入するので、MPを温存する必要がなくなるのが大きいですね。
助っ人ベロニカが「まほうの小ビン」を無制限に使ってくれるので、MP消費の大きな「デイン」も乱発できるようになります。
武器は主人公が「てつの大剣+3」、カミュはホムラの里のクエストで手に入る「クロスブーメラン」を+3にうちなおしておきましょう。
連携技の「お宝ハンター」が使えれば、「ガルーダ」から盗める「どくがのナイフ」を+3にうちなおすのもアリですね。
助っ人ベロニカが加入したらすぐにレベル上げをしたくなりますが、実は戦闘を回避しつつ一気に「荒野の地下迷宮」の奥まで進み、助っ人セーニャと合流するのが得策。
助っ人セーニャは「ホイミ」の他に「スカラ」も使うため、「防具を装備できない」のデメリットが緩和されます。
また、人数が増えると主人公とカミュが被弾する確率も下がりますね。
助っ人セーニャが加入したらいよいよレベル上げ!
・・・といいたいところですが、実はこのまま(レベル12で)ボス(デンダ)に挑んでも普通に勝てます。
とにかく助っ人が強力すぎ。
それに、この後正式に仲間になるベロニカとセーニャの初期レベルは12なので、あまり主人公たちとの差を拡げずに仲間にしてしまった方が無駄が少ないんですよね。
デンダ戦 攻略
先述の通り、助っ人の双子が優秀なので低レベルで討伐が可能です。
事前に必要な準備は次の4つ。
- カミュはクロスブーメラン+3を装備
- 主人公は「デイン」を習得(できれば)
- (念のため)二人にやくそうを持たせておく
- 二人ともめいれいさせろにしておく
- 主人公とカミュがゾーンに入った状態にしておく
「デイン」を覚えていると少し難易度が下がります。
この時点のステータスでは両手剣スキルの「ぶんまわし」や通常攻撃より「デイン」の方が強力。
イビルビースト戦と同様、戦闘開始直後は連携技の「火炎陣」を使用。
その後は主人公が「ギラ」(or「デイン」)、カミュがクロスブーメラン+3で攻撃し、まずは「デンダのこぶん」を先に倒します。
「デンダのこぶん」がいなくなったあとは更に難易度が下がるため、ほとんど苦戦することはないはずです。
唯一注意したいのは「デンダ」が「息を吸い込む」を使った次のターン。
息を吸い込んだ後の「つめたいいき」は全体に40オーバーのダメージとかなり痛いため、「ぼうぎょ」して耐えましょう。
助っ人ベロニカと助っ人セーニャのMPは尽きることがないため、「ぼうぎょ」を多用して持久戦に持ち込むことも可能です。
ゾーンに入ったら「火炎陣」を使い、余裕があるときだけ「デイン」。
これで楽勝です。
4.ベロニカ&セーニャ加入後
「デンダ」討伐後にベロニカとセーニャが仲間に加わると、スキルの振りなおしができるようになります。
振りなおしにはお金が必要ですが、どうせ「買い物できない」のしばりプレイのせいでお金は余るので、振りなおし前提でいろいろ試してみましょう。
なお、この時点のレベル上げに効率的なスキルは以下の通り。
- 主人公:ゆうしゃスキルの「デイン」
- カミュ:ブーメランのステータスアップ系
- ベロニカ:まどうしょスキルの「装備時こうげき魔力+10」
- セーニャ:ヤリスキルの「装備時こうげき力+10」、「装備時こうげき力+15」
主人公には燃費の良い「ぶんまわし」を覚えさせたいところですが、まだまだ「デイン」の方が強力です。
レベル(ステータス)が上がると逆転するはずなので、製品版に移ってから振りなおし検討しましょう。
カミュは雑魚狩り特化でブーメランを強化、ベロニカは攻撃魔力を上げ、セーニャにはヤリを持たせるのがおすすめ。
総じて雑魚戦においては回復重視より短時間で戦闘を終わらせることを重視した方が効率が良いです。
「防具を装備できない」のしばりプレイもあるため、ここでは火力特化が正解。
まさに「攻撃は最大の防御なり」ですね。
レベル上げの場所はホムスピ山地南西。
キャンプ地を拠点とし、MPが尽きたらルーラで戻るを繰り返します。
さくせんを「みんながんばれ」にして、経験値の高い「ぬすっとウサギ」や複数で出てくる「ドラムゴート」を優先的に狙いましょう。
特に「ドラムゴート」からは「上やくそう」がぬすめるので、今後のことを考えるとカミュだけめいれいさせろにして積極的にぬすみにいってもいいかもしれません。
「ドルイド」も「デイン」+αで一掃できるので楽ですが、レベル13で早々に「楽な戦い認定」をされてしまいます。
ちなみに「ドルイド」はレアドロップ枠に強力な「まどうしのつえ」を持っているので、「お宝ハンター」が使えるならベロニカの火力アップのために是非狙ってみてください。
「ぬすっとウサギ」と「ドラムゴート」もレベル14で「楽な戦い認定」をされてしまいます。
その後は「荒野の地下迷宮」に出てくる「スカルライダー」で15までレベル上げが可能です。
落とし穴を使って上下のフロアを行ったり来たりすることになるので少し面倒ですが・・・。
以降は最終的に「ヒノノギ火山」にいる「ごうけつぐま」単体で19までレベル上げをすることが可能です。
しかし敵シンボルの復活を待つか「ヒノノギ火山」を出入りする必要があるため、あまり効率的なレベル上げとは言えません。
ここまで来たら製品版の発売を待っても良いかもしれませんね。
もちろんここでレベル19にしておけば、製品版でこの上ないスタートダッシュが決められますが。
ちなみに私の場合はデンダ討伐までがおよそ6時間、そこからは画面を注視せずに片手間でしたが、レベル19になるまでにおよそ6時間かかっています・・・。
オールしばりプレイでもドラクエ11S体験版の攻略は可能!
実際にやってみて気づきましたが、オールしばりプレイにおいてもっとも難しいのは最初のレベル上げ~いたずらデビル戦ですね。
最大のポイントは、無駄な戦闘は避けて真っ先に「ふしぎな鍛冶セット」を使えるようにすること!
それ以降はじゅもんやとくぎの選択肢が増え、戦略でどうにかなるイメージです。
製品版ではもっと難易度が高く感じるシーンが増えてくると思いますが、着実にレベルを上げ、有効な戦法で戦えば道は切り開けそうです。
あなたも是非チャレンジしてみませんか♪
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