アドレスを打ち込んでもWordPressの管理画面にアクセスしても何も表示されない・・・。
画面は真っ白・・・。
今回お話しするのは、「あれ?サイト消えちゃったかも・・・?」という恐怖を味わった体験談。(ちゃんと解決したよ!)
目次
WordPressの自サイトが表示されなくなったらまずここを疑え!
結論から言うと、今回の不具合の原因はプラグインの更新にありました。
“WordPressならでは”と言っていいと思う。
そんな原因にどうやってたどり着いたのか、どうやって対処したのか、備忘録としてアップしておく。
自サイトが表示されない!?画面真っ白の恐怖!
こーちゃんは普段自サイトへのアクセス管理に、「Google Analytics」と「WordPress」のスマホアプリを使っているんだけど、とあるサイトのアクセス数に異変があることに気づいたんだよね。
これまで1日数十PVはあったのに、前々日にPV1、前日から当日にかけてPV0と急激にアクセスが低下(というか消滅?)していて・・・。
「もしかして圏外に飛んだ?」と思って検索すると、GoogleでもYahoo!でもしっかりと表示される。
しかしそのページをクリックしてみると・・・
何も表示されない!!
エラーメッセージもなくまさに真っ白!(safariの場合)
何が起きたのかよくわからなくて、とりあえずWordPressの管理画面にログインしようと思ったら、管理画面どころかログイン画面すら表示されずに真っ白なわけ。
うーん、これは困ったぞ・・・w
パッと思い浮かんだ原因
真っ先に思い浮かんだのは、「サーバー自体が外部攻撃を受けているのでは?」というもの。
実際このサイトに使用しているサーバー「mixHost」は2017年11月にも大規模な攻撃(DDoS)を受けて、そのときは24時間以上アクセスできなくなったサイトもあったらしい。
というわけでツイッターで検索したんだけど、それらしい声は一切ない・・・笑
次に思い浮かんだ原因は、「FUTOKAからmixHostへのサーバー移管に失敗していた」という可能性。
今回問題が生じたサイトはひと月ほど前に、アダルトOKなサーバーの代表格「FUTOKA」から、同じくアダルトOKの格安サーバー「mixHost」に移管していたのだ。
参考記事→【7ヶ月目】底辺アフィカスの現実!アフィリエイト収入報告【2017年11月】
実はアクセスが減少した日の4日前にこのようなメールが届いており、正式にサーバーが解約されたばかり↓
もしかして、「mixHostのサーバーに切り替えて使っていたつもりが、実はFUTOKAのサーバー(データベース)を利用していたんじゃ」と思ったんだけど、よく考えたら(よく考えなくても)、FUTOKAのサーバー解約自体はつい先日でも、サーバーの有効期限は1か月以上前に切れてるんだよね。
正確にはサーバーの有効期限が切れると“その時点”でサーバーが使えなくなり(サーバー停止)、サーバー停止後45日間が経過するとサーバーの復元が行えなくなるとのこと。
つまり先のメールは「完全にサーバーのデータ消したよ」って報告だったわけだね。
サーバー自体は有効期限が切れた時点(メールの45日前)で停止しているようなので、「FUTOKAからmixHostへのサーバー移管に失敗していた」としたらもっと前から不具合が生じてなきゃおかしいワケ。
もちろんドメイン元のネームサーバーも正しかったし、さっぱりわからない・・・。
サイトエラーの原因はプラグインの更新!?
サーバー移管に問題がないとすると、あとはアクセス数が激減したその日に何かあったに違いない。
というわけで、mixHostのマイページからWordPress関連のファイルを調べてみることに。
まずはmixHostにログインして、マイサービスから「cPanelにログイン」を選択。
表示されたcPanelから「ドメイン」-「アドオン ドメイン」を選択
アドオン ドメインの変更(画面下)の「ドキュメント ルート」に表示されたアドレスを選択
あとはcPファイルマネージャーから更新日時の新しいファイルを探すだけ。
「おそらく最も更新日時の新しいファイルが今回のサイト非表示の原因だろう」ってこと(画像はすでにサイトを修正したあとのものなので“今日”の更新ファイルがある)。
というわけで調べた結果、今回最も更新が新しいファイルは「plugins」内の「jetpack」だった。
「プラグイン程度なら後でいくらでも入れ直したり再設定してやるぜ!」ってことで、試しに「jetpack」を右クリックして“Delete”を選択!
早速自サイトに飛んでみると・・・
無事“真っ白画面”から復旧しました!
良かったー!どうせ赤字のサイトだけど良かったー!!
WordPressはプラグインの更新でエラーが生じることがある!
特に気を付けたいのは「WordPress自体のバージョンアップ」が実施されたとき。
実は今回の不具合も「wordPress バージョン 4.9.2–ja」への更新に前後したお話で、「更新するプラグインが新バージョンのWordPressに対応できていなかった」ことが、画面真っ白の原因だとにらんでいる。
今回はファイルの日付から「明らかにこれだろ!」って感じだったので思い切って対象ファイルを消したけど、例えば「plugin」のフォルダ名を書き換えるだけでもその中を読み込めなくなるため、プラグインに問題があればこれだけでページは復旧するはず。
エックスサーバーや今回のmixHostならコントロールパネルにログインすれば簡単に書き換えできるし、そうじゃなくてもFTPソフトを使えばそこまで難しくないぞ。
まとめ
そんなわけで、「WordPressの自サイトが表示されなくなったら、まずはプラグインの悪影響を疑おう!」というお話でした。
うーん、バックアップ全然有効活用してないなw